まめなり

入梅が遅れているらしい。

しかしながら、カラッと透き通った風が窓を開けていると風通し良く、気持ちいい。

もうそろそろ、えだまめが取れる時期ではないだろうか。

私が住むこの街では、えだまめの産地で有名らしく、季節になるとよくテレビの取材もあったりするらしい。

ところで、この「まめ」という言葉。古文で習う単語に直すと、「まめなり」とでもなるのだろうか。

意味を調べてみると、誠実だとか、真面目であるとか、そういうニュアンスになるらしい。

漢字をあてると「真実なり」、「まみなり」がまめなりに変化したらしい。

漢字を見てハッとした。

野球選手のスーパースター大谷翔平選手の奥さまが「真美子」夫人は、美しい方の「み」だったようだ。

ちょっと早とちりをしたらしい。苦笑。

大谷選手は、まさにマメな男だ。

ゴミが落ちていれば、これ見よがしに見えることを厭わずサッとお尻のポケットにしまう。

バッターボックスに入る時は、対戦チームの監督に挨拶をする。

そんなところが、奥さまのハートをガッチリわしづかみにしたのかもしれない。

まさしく、「まめなり」である。

今年一年の、ご活躍を祈念いたします。

遠く離れたかの地で精いっぱい働く男たちにエールを。