やってみなければわからない。

2024年6月23日放送分より
やってみなければわからない。
やっても無駄だと思います。というコメントがある。
賢い人、たぶんダメだろうと最初から決めてかかる。
それでは、それから先の発展がない。
とにかく、全部試してみる。
触ってみないとわからない。熱いのか冷たいのかわからない。
触ってみて分かることがある。
まずやってみることが大切
2個のものを試してやるよりも、20のものを試してやった方が完成度が上がる。
全従業員の力を結集して、完成度の高いものを作り上げていく、それが大切。

最短距離を目指す賢さを追求してきたのが、いわゆるエリート思考。
会社の中で求められているのは、回り道をしながら、あらゆる可能性を検討していくこと。
効率の良さだけを追求して実際に触ってみたり体験してみることを怠れば、理論だけで成り立たない現実を理解できない。
頭の中や理論だけで完結するのではなくて、実際に作業することによって、新しい発見や、さらに効率のいいやり方を思いつくなんてこともありうることだと思います。
口頭で注意されたことはすぐ忘れても、平手で殴られたり、棒ではたかれたことは忘れない。
体験することが大切ということに同意します。

小林章一さん

株式会社アルビオン代表取締役社長

1963年 東京都生まれ
1986年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業
1986年 西武百貨店入社
1988年 株式会社アルビオン入社
1991年 同 取締役
2006年 6月 同 代表取締役社長

毎日に夢中~感動プロデューサー・小林章一
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