ジジイの戯言1

クルマの自動運転技術が向上しているという。

テスラ社の自動運転自動車が日の目を見るようになって、世界中で自動運転の技術に投資する傾向にあるらしい。

Chat-GPT の普及も相まってか、AIの技術の最先端の応用として開発されている帰来がある。

ハンドルのない車が公道を走ることになるのも時間の問題かもしれない。

私の専らのアシは、ホンダのスーパーカブ 50だ。

余り乗らないのだけれど、スーパーに行ったり、市内の移動に限ってはかなり重宝する。

何といっても、ロータリーシフトをガッチャン、ガッチャンと捜査して走ることがことのほか面白い。

スクーターでは味わえない感覚だろう。

バイク店を営む友人の言うところでは、ホンダが50ccの内燃機関をやめるらしいとのことだった。

今更、スクーターに乗り換えるなんてことは考えていないが、時代がそういう方向に進むのであれば、

いづれ、愛車もメンテナンス用の部品が供給されなくなり、廃車にせざるを得ない時が来るのかもしれないと、明らかに福音ではなかった。

自動車も、若いころはマニュアル車を乗り回した。

クラッチペダルを踏んで、シフトレバーを操作する。オートマチック車が大数を占める時代、きっと時代遅れなんだろう。

インスタグラムを見ていたら、助手席にカメラを置いてマニュアル車を運転する本人を撮影する動画が流れてきた。

若い女性のようだ。ちょっと羨ましかった。

時間さえあれば、どこまでも走っていった若いころが懐かしい。

運転が乱暴だったことも否定はしないが、マニュアル車を走らせる楽しさをわかる人にはわかってもらえるんじゃないかとは思う。

セーフティファースト、道路交通に安全であること以外に優先するものはない。

そういう意味では、機械の力を借りることも大切だとは思うが、

これからの若い人が、車を走らせることの楽しさを実感できないなんて、少しかわいそうな気がする。